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4.23

快晴   日曜日

 

また全然日記を書けていなかった。恋人がまた離れたところに住み始めたり、友人たちとピクニックをしたり、相変わらずおもしろおかしく暮らしています。

 

昼間は初夏みたいに日差しがまっすぐだった。

 

午後から恋人と約束があったので、午前中は掃除をしたり洗濯をしたり。いつのまにか模様替えも始めてしまって、パイン材で自作した棚を押入れの中に入れてみたり。お昼ごはんは納豆ごはんと昨日の残りもの(ホタルイカの天ぷら、筍の煮物など)。

 

ちゃかちゃかと身支度を整えて、東京方面の電車に飛び乗った。

 

今日は恋人の母校に連れて行ってもらうことになっていたので、学校の最寄駅のファッションビルで待ち合わせる。恋人はもう夏みたいな白いシャツに、大きなリュックを背負って来ていて可愛かった。

 

学校まで歩きながら、ここのカフェによく来たんだ、ここのラーメン屋はうまいけど床がベタベタしてた、あれっあのお店はもうなくなっちゃったのか!…と思ったらあった!よかった〜!とスルスルおしゃべりが止まらない様子だった。懐かしい思い出の街なんだなとにこにこずっと聞いていた。

 

10分ほどで着いたのでさっそく大きくて重厚な建物ばかりのキャンパスを歩き回り、これは〇〇学部の建物で…こっちは××像で…と説明してもらった。恋人のいた学部の校舎はとびきりぼろぼろで、でも私はとても気に入った。少し高いところのすみっこにあるし、ぐるりが色んな木に囲まれているし。ぼろいけど、楽しかったなぁと恋人は目を細めて何度もつぶやいていた。

 

2時間ほど歩き回ったので、喫茶店でひと休み。恋人は ここのパウンドケーキが好きだったんだといって注文し、アイスティーにはたっぷりとガムシロップを加えている…少しくたびれたし、くっきりとした午後の光と影が綺麗だったので、二人ともポツリポツリと静かに話して過ごした。

 

入口の方にケーキのショーケースがあるので、みんな行儀よく順番に見に行ってから注文している。ケーキの断面がうつくしかったので、私は何回か体をひねってショーケースの方を見た。オーダーがひと通り落ち着くとエプロン姿のマスターやウェイターさんたちもケーキと飲み物で休憩していて、とても良い喫茶店だった。

 

 

私たちは何回会っても、ばかみたいにうふふ、うふふと照れてしまう。手をつないで学生にまぎれて歩いたり思い出話をする楽しさよ。

 

帰り道に あてもない散歩も楽しいけど、次は王道のデートをしませんか。水族館とか映画とか と言われたので、高飛車に「よくってよ」と答えたら大笑いしていた。

 

23:52

木曜日  晴れ

 

趣味で小説を書いている先輩と片付けをしながら話をした。

 

小説を書くってどんな感じなんですか?と聞いたときの先輩の返事をメモしておきます。

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あのね、ふっと浮かぶの。それを私はノートにそのままうつす。動くと忘れちゃうからなるべくそのままね。あたし、いつもメモ取ってるでしょ。あれ、仕事のメモじゃないの。浮かんだぶんだけ書いてるから、あとから読んでこれ、なんのメモだろう?ってなることもあるけど、とにかくつなげていくのよ。結末だけ浮かべば後ろから書いていくし、中途半端なかけらの中から合うものをつないだりね。5時間1500円の作業スペースを借りてこもって書いたり、海のそばとか山の方の喫茶店で書いたり、なんだかんだいろんなところに行って書いてる。お金にはならないけど、あたし楽しいんだ〜。

 

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このあとはナポリタンとかパフェの話をして、先輩はさわやかに帰っていった。

 私もなんだか清々しい気持ち。

 

ミスタードーナツに寄って、ドーナツを4つ買って帰った。

 

  

3.15

水曜日   雨 ときどき くもり 

 

今日は職場の人たちと運動をしてきた。

スポーツセンターの体育館を全面貸し切って!

 

 

ラジオ体操から始まり、卓球のトーナメント戦をしたり、みんなで輪になってバレーボールをしたり。私は卓球で4位になった。私の卓球は酔拳みたいなんだそう。あっちにフラフラ、こっちにヨロヨロしているかららしい。時間ぴったりまで遊んで、きちんとモップもかけて12時過ぎに解散

 

帰りがけにスーパーに寄って、いちごと生クリームなどを買い込む。昼寝をしたあとにいちごのアイスクリームを作ろうと思って。

 

帰宅して冷蔵庫に食べものをしまってから、子犬をだっこして眠る。ふと目が覚めたら、子犬は窓のほうへ伸びあがって外を眺めていた。散歩に連れて行ったけど、今日もペタンと座りこんで動かない。とあるお宅にツルニチニチソウの花が咲いていて、それはすんすんと匂いをかいでいたけど。あんまりしょんぼりした顔をしているので、可哀想になってしまう。少しずつ慣れていってくれたらいいな。

 

家に戻ってからアイスクリーム作り。

 

さいの目に切ったいちごに砂糖をまぶしながらさらに粗くつぶす。卵黄とヨーグルトをまぜ、ゆるく泡だてた生クリームと合わせる。好みでナッツを入れてもおいしい。あとはバットにうつして、1時間ごとにスプーンで大きくかきまぜながら凍らせるだけ。

 

砂糖は控えめにしたけど、味見をしてみたらすごくおいしくできていた。いつもアイスクリームを作るときはジャムにしてもいいような傷のあるいちごを使っていたけど、今日はツヤツヤのとちおとめを使ったからだろうか。

 

夕ごはんは炊き込みごはんと手羽元野菜スープ。じわじわと筋肉痛が始まっている、ような気がする。

 

20:06

3.11

土曜日 晴れ

 

早起きして子犬の散歩に行く。外に連れて行くための注射が終わったので、楽しみにしていたのです。でも、当の子犬は初めて見る外の世界にたまげたようで、一歩も歩けなかった。すこしでも慣れてほしかったので、だっこして町内をぐるっと一周歩く。それなりに興味深そうに花の匂いをかいだりしていたけど、家が見えてくるとあばれて「はやく おうちがみえる はやく」と急かされた。

 

家に着くと一目散にいつもの「窓辺の布団」に飛びのって、こわかった こわかった !と言うように布団を何度もふみつける。少しすると落ち着いてきて水を飲みに檻のほうへ行ったので、私が「窓辺の布団」に腰掛けると、すっとんできて私のつま先をひとかじり。

 

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このあとはいつも通りの子犬で、えさもよく食べ愛想を振りまき、死んだように眠った。

 

子犬が落ち着いてから私は一人で散歩へ。母に「コンビニでクロワッサンを買ってきて」と言われたので、じゃあパン屋に行くねと言ったらクロワッサンという雑誌のことだそう。無事に頼まれた雑誌を買い、役所に出す書類のコピーも忘れずに取った。

 

帰り道にある幼稚園の桜が咲き始めていた。7分咲きと言ったところだろうか。古いデジタルカメラで何枚か写真を撮り、帰宅してすぐパソコンに取り込んで眺める。いつもはある程度撮りためてからパソコンにデータを移すので、これはとてもめずらしいこと。(パソコンは使い終わると押入れにしまうので、いちいち出すのが面倒なのです。)

 

洗濯機をまわしている間に掃除をして、ついでに模様替え。本棚の裏まできっちり拭いて、本格的な春に備えた。

 

午後は花を買いに、隣町まで行くつもり。

 

13:12

 

3.6

晴れのち雨のちくもり 

 

目がさめたときは晴れていたけど、仕事に行くころには今にも降り出しそうな重たい空になっていた。あんなにおめでたい雰囲気の朝日だったのに。

 

職場の先輩に借りた漫画(ハイキュー‼︎という漫画。おもしろいので続きをねだるつもり)と、お弁当と本と傘を持って電車に乗る。きなり色のセーターも、うぐいす色の靴下も、くもり空によく合っている。空気はつめたくないし、気分がいい。

 

お弁当の中身ははかつ丼だからよけいに足取りが軽い。おやつは「ホクホクあずき」という薄甘いあずきのお菓子。ずっと冷蔵庫に入れられたまま誰も食べないので、どれと思って食べてみたらひかえめな甘さの甘納豆のようでとてもおいしい。

 

今日もよく働きました。帰りにセブンイレブンに寄って、フリーズドライの汁物を3種類買ってみた。いつもはみそ玉をスプーンにすくってラップでくるんで持って行っていたけど、これはカラカラに乾いていて、お湯を注ぐだけでかきたま汁や、菜っ葉のみそ汁ができるそう。母に1つ分けてあげた。

 

夕ごはんは弟作のカジキマグロにんにく照り焼き。ごはんを炊き忘れたというので、急いで土鍋で炊く。

 

料理って、重心を落とすというか、どっしりした気持ちでするとうまくいく。(でもこういうのは料理にかぎったことではないんだろうな、だんだんわかってきたぞ)などと考えている間に吹きこぼれた。

 

かためにパリッと炊いたご飯が好きなので、火にかけてから大体25分くらいで炊き上がる。10分蒸らしている間に、にらの味噌汁も作った。決してゆたかな献立ではなかったけど、体に染み渡る食事だった。

 

そういえば、帰り道に空を見上げたけど星の位置がずいぶん変わっていた。しかも真冬の硬く凍った粒のような星ではなくて、中途半端に解凍されたみたいな鈍いかんじ。

 

うっすらと霧がでてきた。透き通った匂いがする。

 

23:18

 

 

 

土曜日 晴れ

 

友人とご飯を食べに行った。彼女おすすめの韓国料理屋に行こうとかねてから約束していたので、昨日のうちに私が電話で予約しておいたのです。

 

豚足、ナムル、サムギョプサルなどをたのみ、いそいそと前掛けをつける友人ならって、私も紙でできたひもを首の後ろで結わえてそなえた。

 

韓国料理屋なのになぜか中東系のお兄さんがヤキマスネ~と肉を焼いてくれる。

 

いい音、いい匂い!鉄板が少しななめになっていて下になっているほうにあいている小さな穴から、肉の油がぽたぽたと落ちていく。穴の外側には金属の小ぶりなボウルが置いてあって、そこに油はどんどん溜まっていく。

 

肉が焼ける音は雨の音に似てるなあとしみじみ思う。学生のころ私が一番好きだったのは雨の音がひたすら流れるCDだった。そのほかに持っていたのは「中国の川を小舟で渡る音」とか、「波打ち際の潮騒」みたいなやつか、ジャズ…今でこそポップスやロックも聴くけど、当時は人の声をあまり聴きたくなかった記憶がある。


肉(お店の人がハサミでぱちんぱちんと切ってくれた)を葉っぱで巻いて食べるんだよと友人が教えてくれたので、そのように食べてみる。彼女が肉と一緒にネギサラダをたっぷり巻いていたのでまねをしてみたらすごくおいしかった。でも、肉はほんの少しでいいな。野菜が全部おいしかったので、にんにくが効いた塩のたれにつけてたくさん食べた。ナムルも豚足もとてもおいしく、しかも安かった。

 

食べた後は電車で移動して散歩をしながら友人をカメラにおさめる。撮られるのはすきだから、と言って好きに撮らせてくれた。人ごみの中をつるつると歩き、ときおり気になるものを見つけては、ねぇー!これなんだろう?と私を呼んでくれる。私はぼんやりした長女で、彼女のほうは気遣い屋な末っ子だからか、いつもこうだ。今日は輸入物の雑貨屋で全部の指にゴテゴテの指輪をはめて「じゃーん!」と見せてくれたり、「たいへん、少し先にスケボー集団がいる!」と教えてくれたり。

 

アイスコーヒーを飲んでだらだらと話しているときに、職場の運動会に参加するんだと話したら、じゃあスニーカー買いにいこ!とやる気をみなぎらせていた。

 

ぱっと見てまわり、「これにする、買ってくるね」と言って私が振り返ったら、友人は私が選んだやつの色違いを手にしてにこにこしていた。10年友達をしていて初めておそろいのものを買ったのでお互いどぎまぎしたのか、ワザとじゃない、純粋にこれがほしい気持ちが偶然一致しただけ、と言いあいながら改札まで歩き、すぱっと解散。途中ファッションビルでお化粧を落とすクリームを買って21時ころ帰宅。夜の匂いも春になってきたな。少し水っぽいような土の匂いがした。

3.1

水曜日 くもり

 

昨日は新しく手帳にするノートを買おうと思って仕事のあとロフトに行くつもりだったけど、急にお腹がすいてきたのでやっぱり帰ることにした。今使ってるノートはまだ3ぶんの1くらい残っているし。週末に、子犬の注射が終わったあとにでも行こうかな。

 

手帳は日付入りのものを毎年買い換えるのではなく、まっさらなノートに自分で日付を書いて手帳にしている。たくさん日記を書けるし、好きなだけスクラップや本からの抜き書きができるのが自由でいい。今使っているノートが大好きなので、これからも同じものを買って使い続けると思う。

 

昨日のトマトのスープはとてもおいしくできた。トマト、にんじん、水菜、たまねぎ、クレソン、ハムなどをざくざく刻んで柔らかくなるまでゆっくり火を通す。顆粒のコンソメや塩胡椒で味をととのえて、チーズを好きなだけのせて、さてさて…!というところで母がアジフライを買って帰ってきたので、2人ぶんをトースターであたためてソースをかけ、シソの千切りを添えて食べる。子犬が私の足もとで うーるる…とうらやましそうに鳴いていた。

 

お風呂に入ろうと思っていたのに気がついたら朝だった。

 

今は天気予報を見たり甘栗を一粒ずつ大事に食べながら休憩をしている。

夕ごはんは昨日のトマトスープでリゾットを作ろうと思う、何時に帰れるかわからないけど。

 

 

 

16:20